2007年10月27日土曜日

城下町秋まつり 夜車山 きれいでした

今日は、城下町秋まつり。台風20号の影響で、ずっと雨。

昨年は、半袖でちょうどいいくらいの秋晴れ。2日間とも透き通る秋晴れでした。


しかし、今年は、朝から雨。夜車山巡行が心配されましたが、16時には雨が上がり、16時30分に行われることが決定されたそうです。その後、人手が急に増え、城前の広場も人々々・・・。



車山は、本来13輛あるのですが、国立科学博物館、「大ロボット博」へ、新町の車山「浦島」が展示されるなどの事情により、10輛のお披露目となりました。


その車山に各町内の人たちが、次々と提灯を掲げていきます。この提灯は365個飾り付けられ、ろうそくが使われます。提灯の和紙をとおして、ろうそくがゆらぐ様子が、手に取るように見られ、とても幻想的で、なつかしい思いがします。

城下町秋まつりに、車山がお目見えするのは、3年ぶり。犬山の町衆の心意気により、実現したものです。



この車山は、犬山市のうち、犬山城下の13町内を中心として守り続けて来たものです。現在、高齢化が進み、この車山を守っていくこと自体大変です。車山を引く手子も若手が少なくなり、応援を得て成り立っているのが現実です。




最後に、各山が引き出され、自分の町内の車山蔵へ帰って行きます。






犬山の住民だけではなく、愛知の宝として、この車山と町衆の心意気を守っていくことが必要です。

明日は、甲冑を身にまとった武者行列が練り歩きます。時間があれば、行こうと思っています。