2007年7月16日月曜日

八曽の宮標石、今井村の道標


黒平山山頂をあとにし、登ってきた道に戻って道なりに進み、「一の門」や「山の神」の分岐を示す木製の道標を目指します。分岐に出たら、「一の門」の矢印に従って歩を進めます。






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そのまま歩き続けると、T字路に出ます。来た方向から見て右手に進みます。



間もなくすると、鉄製のゲートが現れます。このコースは、比較的平坦なため、マウンテンバク、犬を連れたハイカー、マラニックを楽しむ人などいろいろな人とすれ違います。




そのまま進むと分岐があります。








そこには、「みぎうつゝみち ひだりたじみみち 今井村」と書いた石の道標があります。





犬山市が合併する前の今井村の人々や、「宗岳寺」の「秋葉の火祭り」に来る人たちが往来した道として、使われていたのでしょう。



また、この分岐の真ん中には、「界八」の宮標石があります。この先「うつゝ」方面にはまだ、宮標石がありますが、今日は、来た道を「山の神」(管理車道)方面に戻ります。



「界七」から順次宮標石をたどり、途中の分岐で右に折れ、確認している「界五」「界四」の宮標石へと歩を進めます。



「界五」「界四」の近くには見慣れない石柱があります。メジャーを忘れたため、採寸できなかったのですが、上から見ると長方形の標石です。刻字も見られず、何の標石か帰宅後調べてみてもわかりませんでした。


この道の隣には、岐阜県の可児市にある塩河カントリーゴルフ場があります。地図で確認するとよくわかるのですが、この道は、をちょうど愛知県と岐阜県の県境に沿っているようです。

以前も挑戦したのですが、「界四」の先にも県境沿いに宮標石がありそうに思えるのですが、踏みあとなど人が通った痕跡がないため、今日もやむなくあきらめました。



そのまま、朝入った管理車道との合流地点「山の神」の道標があるところを経て、駐車場まで戻りました。






2007.07.16 の犬山遊歩 (上から順に)

黒平山(八曽山)の廃寺跡探訪  (別ウィンドウ)
八曽の宮標石、今井村の道標
成田山、伊木山へ少し道草  (別ウィンドウ)